男性ホルモン補充療法について ~浜松町第一クリニック大宮院院長ブログ

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男性ホルモン補充療法について2015.6.15

こんにちは。

梅雨入りし、徐々に夏が近付いてきていますがいかがお過ごしでしょうか。
大宮院の仲川です。

男性ホルモン・テストステロンに関する話は以前にも取り上げていますが、また新しい研究結果がありましたので紹介させて頂きます。

Comparative Safety of Testosterone Dosage Forms
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2293080
JAMA Internal Medicine電子版より

加齢による男性ホルモン分泌低下に起因する男性更年期症状に対し、欧米では男性ホルモンのテストステロンを補充する治療が徐々に広まっています。

その際に用いるテストステロン製剤の剤型により、治療の安全性に差があるのではないか、というのが本研究の目的です。

テストステロン製剤の剤型としては、注射剤や塗布剤・貼付剤など複数の剤型があります。

注射剤は投与直後の血清テストステロン濃度が鋭く上昇しその後緩やかに低下するのに対し、経皮吸収型のバッチ製剤やジェル製剤は血清テストステロン濃度の急な変化は認めないとされています。

著者らはこの比較のため、後ろ向きコホート研究と実施。

テストステロン補充療法を開始し、剤型を変更せずに継続した18歳以上の男性を最大1年間に渡り追跡。

計54万4115人に対し、37.4%が注射剤、6.9%がパッチ製剤、55.8%がジェル製剤でした。

評価項目としては、心筋梗塞、不安定狭心症、脳卒中、これらを合わせた急性イベント、静脈血栓塞栓症(VTE)、死亡、入院が設定されました。

ジェル製剤使用群を参照として、注射剤使用群の急性イベントのリスクを推定すると、共変数で調整したハザード比は1.26、心筋梗塞のハザード比は1.30、不安定狭心症は1.21、脳卒中は1.21となり、全て有意に高くなりました(95%信頼区間)。

入院のハザード比は1.16、死亡は1.34と有意差を認めましたがVTEのハザード比は0.92で有意差は認めませんでした。

一方、ジェル製剤とパッチ製剤の使用群における比較では、心筋梗塞のハザード比は1.21であり有意に高かったのですが、それ以外では有意なリスク上昇は見られませんでした。

以上より、著者らは
「テストステロン注射剤は、ジェル製剤と比して、使用開始から1年間の新血管イベント、入院、死亡のリスクを有意に高める。パッチ製剤とジェル製剤のリスクは同程度だった」

と総括しています。

また、長期使用のメリット・デメリットについて分析する必要があるとしています。

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/jama/201505/542228.html

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